明日、心が晴れますように

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心理や恋愛に関する事を書いていきます、お役に立てたら嬉しいです。

復縁に冷却期間が必要な理由【友達になりたいのか?復縁したいのか?】

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過去に復縁に関するブログを書いていますが

 

megumi-sato.hatenablog.com

 

本日は復縁の中でも冷却期間が必要な理由”について説明したいと思います。
上記の内容は女性向けではありますが、冷却期間に関しては男性も必要な場合がありますので参考にしてみてください。

また、上記の中にも記載しましたが
そもそも冷却期間が不要な場合や逆効果になる場合もあるので、冷却期間を置く前にそのジャッジが必要になるという事は前提です。

また、今回の内容はあくまでも“冷却期間を置いたとしても気持ちが変わらない本気の復縁希望”という前提で書かせて頂きます。

 

①イメージを消すため

①-1:感情的になって行動してしまったイメージ

└負の感情を消化するには時間が有効

 

別れの際、もしくは別れるきっかけの際に
“感情的に行動してしまう”人は比較的多いものです。

別れを告げた人が感情的になってしまうパターンも、
別れを告げられた人が感情的になってしまうパターンも、
どちらも考えられます。

いずれにしても、強い負の感情は相手の心に残ります。

ましてや、注意や拒否をされているのにしつこく感情をぶつけてしまった場合はより一層深く相手に負の感情が残ります。
そうなると、相手はそれをはねのけようと更に強く拒絶する事になります。

2人の間に残った強い“イメージ”はそう簡単にぬぐえません。

頻繁に喧嘩していて、強い言い争いも多い2人の場合は少し違ってきますが、それでもこの“イメージ”がポジティブなものでは無いのはわざわざ説明するまでもないでしょう。

そのイメージを払拭する方法は、
時間がそれを忘れさせてくれる
のを待つしかありません。

これは、起きた出来事そのものを忘れてもらう、という記憶喪失の様な話しでは無く、その時のイメージを忘れてもらうのです。

そしてそれに必要な期間については下記を考慮して検討する必要があります。

・お相手の時間軸の長さ
・お相手の性質や考え方
・お相手の性別(脳の作りについて性別的な判断が必要です)
・現状の接点
・ご相談者様の性質や考え方
・要因

たまに「ちゃんと覚えている気がします」という話しや「忘れるものですか?」という質問を受けることがありますが、
お相手が男性の場合はある程度の期間を置く事で高い確率で忘れてくれます。
お相手が女性の場合は期間を置くと負のイメージが強まる可能性がある
ので、②に書く“要因”と併せて最適期間を検討する必要があります。
(こういった脳の特徴があるため、女性は“期間を置いても彼は忘れてくれない”と思ってしまうのです。ご自分には負の印象が残りやすいので、そう思いやすいんですね。)

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①-2:恋愛感情とは別のイメージ

└相手がご相談者様に抱いている“イメージ”そのものを変える

これはどういう事かというと、
感情的になって相手に不快感を与えるなどしてしまった時の“イメージ”とは違って、普段のそのままのあなたの“イメージ”を払拭するというものです。

例えば『最近恋人というより、友達っていう感覚になっちゃったんだよね。』とか、
あなたの事はお兄ちゃんとしか思えなくなっちゃった。』とか、
そういうネガティブではないけどお相手に根付いてしまった“イメージ”です。

これを変える為、忘れてもらうために冷却期間が必要です。

ただし、このパターンの場合は

・どの程度その“イメージ”が2人の関係に影響しているか
・その時の関係性
・接点

これによっては冷却期間が不要になる場合と
逆に冷却期間が長期間になる場合があります。

②別れの要因を解消するため

 

②-1:本人の要因

└性格や外見など、お相手に指摘された箇所を磨く

1つ先にお伝えしておくと、『別れの要因を解消する』という点に関しては、女性が男性のお相手と復縁したい場合は必要な復縁と不要な復縁があります。
まずはそこをジャッジする必要があるのですが、ジャッジした結果『別れの要因を解消する』必要がある復縁の場合は、この後書く3点が概ねの要因なので、それに沿った事をする必要があります。

性格的な要因や外見などの要因、
いずれにしてもご本人(相談中で言うご相談者様)が要因で相手の心が離れてしまっている場合、冷却期間を利用してそれを磨く必要があります。

特に男性の皆さん、復縁したいお相手が女性の場合はこれは必須です。

これは何故かというと、女性の多くは男性に別れを告げる時に明確な理由があって別れを告げるからです。(例え口にしなくとも)
そして残念ながらそれが解消されないと復縁しないのも女性の特徴です。
稀なケースはもちろんあると思いますが、多くの場合はそう思って良いと考えています。

別れる際にそもそもここが不明のままだと、それを探る事にまず時間と情報を要します。

性格はそう簡単に変えられるものではないですし、お相手にだって悪いところはあるでしょう。
そこをぐっとこらえて自分磨きに励む必要があります。

いつも我儘を言い過ぎていた⇒我儘を言わない様にするにはどうすべきか
最近お相手に多くを指摘し過ぎていた⇒ありのままのお相手を受けれて指摘をしない様にするにはどうすればいいか
遅刻癖が改善しなかった⇒絶対遅刻しないようにするにはどうすればいいか
自立していなかった⇒環境を整え甘えをなくし、自立するにはどうすればいいか

こういった事を、脳内のシミュレーションではなく
実際に出来る様にならなくてはいけません。

外見が理由の場合は、努力で改善する可能性が高いですが、性格面ですとその努力は並大抵のものでは足りません。
そのため、冷却期間もおのずと長期間必要となってしまうのです。

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 ②-2:お相手の要因

└性格的な要因、多忙な仕事、別に好きな人が出来たなど

別れの要因の中には、ご本人に要因はなく、お相手自身に理由がある場合というのもあります。

・性格的な要因
どうしてもご本人を幸せに出来ないと思い込んでいる。
なんとなく気分的に誰かと恋愛したくなくなってしまっている。

など、お相手の性格的な理由で別れを切り出される事もあると思います。
この場合、相手がそう思い込んでいる間は説得するだけ逆効果なので(やり過ぎると、①-1の負の感情、に繋がります。)そっとしておく必要があります。

距離を置く、というのと近いと思いますが、お相手が「別れたい」と言ったなら一度受け入れる必要があるので、その上で冷却期間を置いて待つ必要があります。

・多忙な仕事
仕事が忙しいお相手だとこれが別れの要因となる事も多いです。
今は仕事に集中したいから恋愛したくはない、と考え出す人もいるでしょう。
比較的男性に多いですが、昨今はこのタイプの女性も多いので性別では分ける事が難しい要因です。

この場合も、お相手の仕事が落ち着くまで最低限待つ必要があり、その上で少しずつ距離を縮める作戦が有効です。

・別に好きな人が出来た
この場合はお相手がその好きな人とその後どうなったか、が大事です。
もしアプローチの結果振られてしまったのであれば、それ程長期の冷却期間は必要無いでしょうが、もし真剣交際が始まってしまった場合は、まずその交際が始まってから数ヶ月は何も手出しが出来ないと思った方が良いです。

まれに短期間で別れてしまうという事もあるので、お相手の動向は知る事が出来る環境であれば知っておいた方が良いですが(ご自分で連絡を取るという方法以外で)、まずはその交際が落ち着くまでは冷却期間が必要です。

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②-3:外的な要因

└遠距離や家族の反対など、自分達以外の要因

最後は外的な要因、です。
これはシンプルにその要因が解消するまで待つ必要がある、という事です

遠距離の場合、お相手は遠距離が理由で別れる必要があると思って別れを告げてきているので、それが解消されれば元に戻れる可能性があります。

ポイントは2つです。

1:遠距離が理由、と言われた場合に本当にそれ以外の要因が無いか要確認
2:もし本当に遠距離である事が理由の場合は、冷却期間が不要(連絡を取り続けるべき)である事もある

ここをジャッジする必要があります。

そして、家族の反対。
こちらが最も難しい要因です。

他の別れの要因はその気になれば改善出来るものも多いですが、改善出来る可能性があるのは“あくまでも当事者の事”だからです。
ですが、これは家族の意思なので、それこそ一時的な説得ではほぼ無意味でしょう。

ご自分の家族に反対されていたか、お相手の家族に反対されていたかにもよりますが、少なくともお相手はそれが理由で別れようとしているわけなので、覆すには時間は必要です。

ご自分の家族の場合⇒長期的に話し合いをして理解してもらう
お相手の家族の場合⇒冷却期間を置く事でお相手がご本人の必要性を感じた時に、長期的な話し合いに持ち込もうとしてくれるか

こういった少し曖昧なものになってきます。

③まとめ:友達になりたいの?復縁したいの?

 

さて、本日は『復縁に冷却期間が必要な理由』についてお伝えしました。

ジャッジは必要ですが、多くの復縁の場合は冷却期間は必要不可欠です。
特に“イメージ”の払拭には大変有効です。

以前企業様からの個人別カウンセリング依頼の際、
20代前半の女性の相談でこういう事がありました。

その方はご自分がしつこくお相手に連絡をせがんでしまった事で、お相手がそれに嫌気を感じてしまい別れる事になってしまったというパターンでした。
もちろん冷却期間が必要な復縁でしたが、お相手が非常にお優しい方なので連絡は取れる状態が続いていたんです。
そして私はやはり『冷却期間が必要』という趣旨のアドバイスをしておりました。

すると、翌月企業に訪問した際に

『どうしても彼に連絡したくなっちゃったので、連絡してみたんです。』
と仰っていました。

『連絡してしまったのですか?』と質問すると

『はい!男性のカウンセラーさんに聞いてみたんです。そしたら、連絡するのは良いんじゃない、って言われたのでしました。』と答えてらっしゃいました。

案の定その話しの続きを聞くと、最初に連絡をした時には届いていた返信が、ラリーを続ける毎に返信速度が遅くなり、5日経ってやっと返信が届くようになり、最後には返信が来なくなったそうです。

その男性カウンセラーが何を根拠に『連絡してもいい』と言ったのか分かりませんが、別れを決断した時の印象が消え去る充分な期間も置いていないのに連絡をしても良い結果が出る事はほぼありません。

連絡をしても良いケースは、きちんと連絡しても良い根拠があります。

その女性には、
友達になりたいの?それとも、復縁したいの?
と質問させて頂きました。

そう、友達になりたいのであれば好きなように連絡しても良いと思います。
しかし、恋愛関係に戻りたいのであれば、少なくとも『別れる要因』となった印象は消さないといけないので、連絡するたびにそのイメージを相手に思い出させるだけの浅はかな行動はやめるべきです。

もしかすると、それでうまくいくケースもあるかもしれませんが、確率論で言うと考えにくいです。
もしくは、アドバイスをする私達カウンセラーが知らない情報がどこかにあるか、のいずれかです。

さて、最後に一例をお伝えしましたが、本日は冷却期間について書きました。冷却期間が必要か不要か、どの程度の期間が必要なのか、復縁するためにはどうすればいいのか、そういった事についてアドバイスが欲しい方(で、復縁に本気の覚悟がある方)は、下記のnoteもしくはココナラからご連絡くだされば、ご相談に乗りますので是非ご検討ください。

明日、心が晴れますように♪

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